宅建試験の合格率は、毎年15%~17%となっております。
相対評価によって決められるので、毎年合格点は違いますが、だいたい35点以上の時が多いです。
そして、毎年85%以上の方は落ちてしまっているということです。
毎年のように、宅建試験を受けている方も多いようです。
私も去年、宅建試験の勉強をしていた時にTwitterやInstagramで、多くの方の勉強の様子を拝見してきました。
それをふまえた上で、今回は私が思う「宅建に受からない人の特徴」についてまとめました。
その前にまずは、宅建講師の方の「宅建に受からない人の特徴」についての見解も紹介します。
Contents
プロが思う「宅建に落ちる人の特徴」とは?
資格スクエアの田中先生は、以前「宅建試験に受かる人・落ちる人」という動画でお話していました。
田中先生の話をまとめるとこんな感じです。
- 得意科目が「宅建業法」という人は危険
- 宅建業法はみんなできるから他の人と差はつかない
- 「人に勝つ」ということを意識しよう
ごもっともという感じですね!
宅建業法は、割と易しい内容も多いので、他の人も点数を取ってきます。
宅建業法は、解けて当たり前。ということです。
だから、満点近くとるような勉強をしないと合格が見えてきません。
「じゃあテキストの隅から隅まで覚えなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
宅建業法は過去問を解きまくって、理解を深めること。これが1番の近道です!
私が考える「宅建に落ちる人の特徴」とは?
それでは、ここからは私が思う「宅建試験に受からない人の特徴」についてお話します。
宅建に落ちる人1 インプットに時間をかけすぎる
こういった傾向がある方は、要注意です。
- 参考書の隅から隅まで読み込みたい
- インプットを完璧にしないと不安で問題が解けない
夏頃からは特に、過去問演習でアウトプットが大事になっていきます。
完璧にしようとしすぎて、過去問に手が回らないなんてことは絶対に避けましょう。
細かいところなんて、過去問を解いてから徐々に覚えればよいのです。
何回も過去問を解いてから参考書を読み直した方が、理解が深まります。
最初のインプット学習では、ポイントだけを抑えて勉強をすすめましょう。
宅建に落ちる人2 ノートづくりに命をかける
これは圧倒的に、女性に多いです。
カラフルできれいにまとめたノートをInstagramにアップしてる方多いですよね。(悪口じゃないですよ)
それはそれで、素晴らしい才能です!私には絶対できないので…
だからと言って、宅建試験に合格するためにきれいなノートが必要か?というと、必要ではありません。
理由は単純に、ノートまとめに使う時間がもったいないからです。
私は基本的にはノートを取らず、テキストの空いているところにちょこちょこ書き込みをしていました。
ノートをとっていたのは、本当に頭がごちゃごちゃになった時だけです。
例えば、私が最初につまづいた「取引士と業者の違い」とか「35条と37条」などは比較するために、ノートをまとめたりしていました。
色ペンとかも使わず、自分だけがわかるような汚い字です。(笑)
あまり無駄な時間はかけないように注意しましょう。
宅建に落ちる人3 情報収集力が足りない
予備校に行っている人は、先生たちがいろいろな情報を与えてくれます。
「今年はこの部分がヤマだ」など情報教えてくれたり、予備校独自の問題集で、過去問以外の良質な問題に触れることもできます。
独学や通信講座で勉強している方は、どうしてもそういった情報に弱くなりがちです。
特に、毎年の法改正なんかは過去問に載っていないですから、自分で情報を集める必要があります。
「情報を自分でかき集める、情報収集力」が超大事ということです。
具体的には、Twitterで「宅建」とかキーワード入れて検索したり、youtubeで宅建講師陣たちのチャンネルをチェックすると有益な情報がGETできます。
SNSのやりすぎは注意ですが、賢く情報を集めましょう!
宅建に落ちる人4 計画力と実行力がない
闇雲に勉強しているだけでは、結果が出ません。
- 全期間の計画をざっくり立てる
- 1か月でどこまで進めたいかを決める
- 今、自分に何が必要かを考えて勉強する
毎年落ちてしまう人は、今一度こういったことを考えて勉強しているかを見直す必要があります。
ポイントとしては、試験日から逆算して計画をたてること。
こちらの記事を参考にして、自分の学習計画やどこまで勉強が進んでいるのか?など見直してみてください。
まとめ 宅建の勉強は、効率良くやれば合格できる
勉強は効率的にしないと、ライバルに負けてしまいます。
「今日は○時間勉強できた」とか「ノートがきれいにできた」とか言っていても、
点数が取れないと、落ちてしまうんです。
そういったことを意識して、今日も勉強頑張りましょう!