わたしは新卒で銀行に就職しました。
銀行とか金融業界って、一見ホワイト企業っぽいんですけど実態は違うんですよね。
隠れブラック企業 と私は勝手に呼んでいます。
銀行時代のお話は、こちらに書きました。

3年目の時に、もう限界!と思い退職したら…
案外、人生開けました!
今回は、以前の私のように「ブラック企業に入社してしまった。どうしよう…」と悩んでいる方に見てほしいです。
Contents
入社直後~ 「会社辛い。辞めたい」
ちなみに私が銀行に入った理由は、これといって特にありません。
なんとなく世間体が良さそうだし。とか思っていた当時の自分を張り倒したいです。
私は、鬱の手前くらいになるまで、精神的に追い詰められました。
具体的に、こんな感じでした。
- 電車に乗るとお腹が痛い
- 会社に着くと吐き気がする
- お客様と話そうとしても呂律が回らない
- 急に自分の席で発狂して涙が止まらない
- 帰宅後、まったく動けない
- 酒を飲みまくって記憶を飛ばす
- 過食嘔吐
- 頭が「会社辞めたい」でいっぱいになり、思考停止
最初の3ヶ月くらいは空気のような存在で、女子行員にハブられていました。(笑)
いろいろと意地悪なことも、一通りやられました。
それだけでも辛いですが、
私がもともと内向的な性格なのに、周りの人たちは社交的でおしゃべりが得意な営業向きの人間ばかりで
そういう人たちに合わせるのにも、毎日かなり疲弊していました。
帰り道、泣きながら帰って、ぼーっとしてたら間違えて隣の家に入りそうになったこともあります。
これが、入社直後~1年間くらいの話ですね。
会社を辞めたいのに、続けていた理由は?
毎日、「辞めたい・辛い。」という感情でいっぱいでした。
それでも会社を続けていた理由は…
毎日怒られていたので、軽く洗脳されていたんですね。
「自分は使えない人間だ。ここで辞めたら他で通用するわけがない。」
と本気で思っていました。
でもこの考え方は間違っていますよね!わかりますか?
結局のところ、仕事内容・会社・人間関係などは相性の問題もあります。
結果的に私と銀行は相性が悪かった。ただそれだけです。
それなのに、変な勘違いで自分は使えない人間だと思い込んでいました。
私のように素直すぎる人は、周りの評価を鵜吞みにしすぎないよう、注意してくださいね…(笑)
こんな感じで、いつ辞めよういつ辞めようとぐずぐずしながら働いていましたが
精神的にも体調面でも、結構限界まできていました。
そして私は「1年後に辞めよう…。それまでに転職先を決めよう。」と思ったわけです。
辞めようと決意したきっかけ
「1年後には辞めよう。」と思っていたわけですが、
そんなときに、google先生でいろいろ検索していたら、あのインフルエンサーのブログに辿り着きました。
▶20代で会社を辞めるのは、限りなく小さな決断です【現実逃避もあり】
あの有名なインフルエンサー、マナブさんのmanablogです。
この記事が、私が初めてmanablogで読んだ記事でした。
内容が本当に心に刺さったんですけど、私が一番刺さった言葉が…
あと1年くらい頑張ってみる、というのは思考停止です。
引用元 manablog
マジか…
あと1年で辞めよう思っていたけど…
確かに頑張り次第で、1年あれば人生はだいぶ変わりますよね。
やっぱり精神状態を考えても、もうここにはいられない!と思い
結局1年経たず、2ヶ月後に退職しました。
とはいえ、私は家族の事情もあり、無収入状態で何かを勉強することが難しい状況ではありました。
その結果、とりあえず精神的負担が軽い仕事に就いて、最低限の収入は稼ぎつつ、
自分のスキルアップのためにできることをやろうと思い、現在に至ります。
ちなみに、マナブさんのことを知らない方はyoutubeチャンネルもありますので
よかったら見てみることを、おすすめします!
退職に反対されても、気にせず辞めましょう
辞める前に、何人かの同僚に辞めようと思っていると相談しました。
その時に言われた言葉たちがこちらです。
- 他の会社行っても変わらないよ、どこも同じだよ
- スキルもないのに転職できるのかな
- もったいないじゃん
- 給料上がるまで我慢しよう
ちなみに、こうやって止めてくる同僚たちも「辞めたい」だの「転職したい」だの言ってるんですよ。
なぜ止めてくるんでしょうか。転職経験もないくせにねぇ…
これらの言葉はすべてスルーしました。
あとは「親が世間体を気にして、会社を辞めることを反対する」という話をよく聞きます。
こういう親って、子どもが精神的に病んでるのをわかってても反対するんですかね。
信じられません。
あなたは親のために働いてるんですか?親のせいでたった一度の人生、貴重な若い時間を棒にふれますか?
私は絶対に嫌です!
結果的に、辞めて大正解だと思っているので、退職を止めてくる人は無視しましょう。
上司に退職の旨を伝える際のことは、こちらの記事に書きましたのでどうぞ。


会社を辞めてよかった。でも、結局大切なことは…
銀行を辞めて、転職をしてみて、良かったことがたくさんあります。
- 有休がこまめに取れる
- ノルマからの解放
- 飲み会が少ない
- 理不尽に怒られない
- 静かな職場で仕事ができる
- 休日のイベントに駆り出されない
他にもたくさんありますが、大げさではなく別世界に来た!と思って嬉しかったです。
転職してよかったことはもちろんたくさんあります。
しかし、結局のところ会社員である限り、通勤や人間関係のストレスから逃れることは難しいです。
そのために、会社に頼らないで稼げるスキル って必要だと改めて感じている次第です。
今も大変なことはたくさんありますが、この時の経験から「もっと自分を大切にしょう」「他人の価値観ではなく自分の頭で考えて生きよう」と思うことができました。
あの時に勇気を出して辞める決断ができてよかったです。
一人でもいいので、この記事が銀行を辞めたい人や会社を辞めたい人の後押しになればと思っています。
