私は事務職として働いていますが、「転職する時に有利な資格が欲しい!」と考えていくつかの資格を取得しました。
今回は、実際に仕事の中で役に立った資格や、転職時に有利に働いた資格を紹介します。
MOS 難易度☆☆★
MOSの正式名称は、マイクロソフトオフィススペシャリスト と言います。
Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlook といったように、ソフトウェアごとに科目が分かれています。
例えば、Wordだけ受験しても良いし、WordとExcelの2科目受験してもOKです。
ちなみにWordとExcelは、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)にわかれています。
私は業務でよくExcelを使用していたので、Excel(スペシャリスト)のみ受験しました!
スペシャリストを取得すれば「基本的なofficeの知識がある」と判断されるので、一般事務の方であればスペシャリストで十分でしょう。
MOSを勉強したメリット・デメリットは?
さっそくCD-ROM付きのテキストを一冊購入し、テキストを見ながらCD-ROMに収録されている課題に取り組んでいきました。
テキストを1周し、苦手だった関数の部分だけ、何回か繰り返し演習しました。
関数といっても、本当に基礎的なもの(SUMやIFなど)が多いので難しいことはありません。
勉強期間は1か月ほどでした。
実務でExcelをある程度は使用していたので、「結構簡単かな?」と思っていたのですが
Excelについては今まで誰かに教わることなく、自己流で覚えてしまっていたことも多かったので、テキストを読んで始めて知ったことも多かったです!
「こういう方法でやれば、仕事で時短につながるな。」という知識を学ぶことができたので、勉強する価値ありです。
もちろん履歴書の資格欄にも書くことができます!
勉強期間もそこまでかからず、テキストも1冊やりこめば合格する試験なのでメリットが多いように見えますが
デメリットがあるとすれば、受験料が高額なことです。
私が受験したExcel2016スペシャリストは、一般価格 10,780円(学生価格 8,580円)です。
他の試験に比べて、高いですよね。
他の科目も受験したいようであれば、さらに費用がかさむのでその点は気を付けておきましょう!
簿記3級 難易度☆★★
おなじみの簿記です。転職サイトを見ると、経理の募集要項に「簿記〇級以上」などと記載されていることが多いです。
経理だと、2級以上を持っていた方が好ましいですが、一般事務の場合であれば3級を取得してれば「基本的な簿記の知識がある」とみなされます。
会社によっては、一般事務でも簡単な経理を任されることもありますので、取得した方が有利です。
まずは3級から学習しましょう!
簿記は難しい?でもメリットが多い
まずは、テキストと過去問を1冊ずつ買って勉強し始めましたが…
仕訳(最初の簡単なところ)の部分から、わけがわからなくなりました。
簿記は暗記ではなく、本質を理解して進まないと、解けるようになりません。
わたしは、テキストでの学習は無理だと判断し、アプリと通信講座で勉強することにしました。
アプリはスマホの無料のアプリで、「パブロフ簿記3級 lite」を使いました。アプリで実践問題を解くうちに少しずつ問題が解けるようになりました。
通信講座は、「クレアール」が評判が良かったのでこちらで勉強しました。
▶クレアール簿記検定講座 科学的・合理的・経済的に日商簿記検定試験の合格が目指せます!詳しい資料を無料で急送します。
私のような初心者でも「簿記とはなにか?」という基本的なところから動画で説明してくれるので、テキストで自己流の勉強をするより、正しい知識を身につけることができました。
勉強期間は2か月ほどでした。
簿記は、最初の勉強始めがとっつきにくくやっかいですが、取得すればどの職においても必要な「ビジネス上の数字」を理解することができます。
会社員である限り、こういったコスト感覚は必要です。メリットしかない!
宅地建物取引士 難易度★★★
最後はわたしがよく記事にしている、宅建です。
宅建の魅力はなんと言っても、「毎月、資格手当を出している会社が多い」ということです。
資格手当が3万円という会社もあります。月3万×12か月=年間で36万円 収入が増えるのです。
宅建は3か月~半年の勉強で合格する人が多いので、ここまでコストパフォーマンスが良い資格はないでしょう。
コツコツ勉強すれば誰でも合格できますが、国家資格なので、生半可な気持ちで受けると必ず落ちます。(合格率 15~17%)
宅建に関する情報は他の記事でも紹介してますので、ご参考までにどうぞ。
以上、【事務職向け】転職にも有利!おすすめの資格3選でした!