わたしは新卒で銀行に就職しました。
「安定してそう」「採用数が多い」「みんな受けてる」そんな理由で、あまり深く考えず就職してしましました。
外から見る銀行って、福利厚生もいいしなんとなくホワイトに見えがちなんですが実際に働いてみると、印象はかなり違いますよね。
最近は転職の口コミサイトなどを通じて、就活生にも銀行の悪い面が広まっているようですが、私が就活生の頃はまだそうでもありませんでした。
私のように、何も知らずに銀行員になってしまった女子もまだまだ多いのではないでしょうか?
「辞めたいけど転職するのが怖い」「まだ若いし経験積んでから辞めた方がいいのかな」「どうせ他の会社も同じようなもんでしょ」とか思っていませんか?
わたしは結局、銀行を退職して異業種に転職したのですが、「もっと早く辞めればよかった…」と思いました。
今回は、銀行を退職しようか悩んでいる皆さんに向けて、その理由を解説します。
Contents
銀行を辞めるべき理由1 銀行員は一般的なパソコンスキルに乏しい
私は転職するまで、Excelの基本的な使い方・誰でも知っているようなショートカットキーといったパソコンの基礎知識が一切ありませんでした…。
あとは、ビジネスメールのマナーもよく知りませんでした。
銀行にいると端末や内部のシステムしか操作しないし、周りの同僚や上司もパソコンに弱い人が多かったです。(年齢問わず)
ローマ字入力ができない!なんて方もいました…。銀行って、かなりアナログな業界なんですよね。
業界や職種によるとは言っても、今のご時世、パソコンの基礎知識がないとどの企業で仕事するのも厳しいかと思います。
銀行でパソコンオンチになって取り返しがつかなくなる前に、早めに転職してスキルアップに励むことをおすすめします。
銀行を辞めるべき理由2 銀行よりお堅い職場は、少ない
新卒で銀行に入ってしまうと、銀行=社会=社会人まじキツイ。
みたいに思いませんか?私も、銀行のガチガチの雰囲気が「一般的な会社」というイメージになっていました。
それ、間違ってますよ
ちなみに、私が働いていた銀行で当たり前だったルールが、転職先にはなかった。という例を挙げますね。
- 新入社員は菓子折り持参
- 新入社員は掃除やお茶出しの用意で、始業前から働く
- 出社時と退社時の挨拶は、一人一人の席に接近して言う
- 有給休暇は、連続休暇以外基本使えない
- もし有給取るなら3か月前に決める(上司が却下する場合もあり)
- 飲み会、社内旅行、ボランティア活動は強制参加
- 異動の時期は、毎日のように送別会(飲み会)
- 飲み会が多い割に、なんか行員同士がギスギスしている
- 取らなければならない資格が大量
なんだか銀行あるあるになっていました。(笑)
新人銀行員は「これが当たり前」だと思っているかもしれませんが、他の会社はこんなの全くないですよ。
銀行員の時は、新人は菓子折り持参が当たり前でした。
転職先に、菓子折り持参で行ったら「え、どうしたの?」って言われて戸惑いました(笑)
一般的な土日休みの会社だったら、休日にイベントなんてそんなにありません。
有給休暇も、周りの人たちと被らなければ、上司にアレコレ言われず自分の裁量で取れます。
予定があれば、フレックス出社なども可能な会社が多いです。
絶対に取れ!と言われる資格もなく、自発的に勉強したいものに時間を取ることができます。
銀行での常識って、世間的にはかなり特殊だったんだ…と実感しました。
銀行を辞めるべき理由3 注意力が身についているから他の事務職は余裕
先ほど、銀行員はパソコン知識に乏しい人が多いという話をしました。
その点に関しては、完全に他の人たちより不利です。
ですが、パソコンの使い方なんて仕事で使っていれば嫌でも覚えることができます。わからないことはすべてググれば、ネットに載っていますし。
私が「銀行員経験してよかった」と思える数少ないメリットの一つに、「銀行員特有の仕事の細かさに慣れている」ということがあります。
仕事においての、注意力が嫌というほど身についているんです。
特に若い女性行員は、後方事務や窓口を経験している方が多いと思います。
金額はもちろん間違えてはいけないから、数字を見るのも慣れていますよね。
オペレーションがいちいち細かいし、ミスが許されない。それを限られた時間の中で行う…。
これらって、仕事する上でめちゃくちゃ使えるスキルなんです。
一般企業の事務職であれば、(銀行よりも)急いで処理しなければいけないような作業はほとんどありません。
銀行の時に身に着けた注意力があれば、あとは時間をそこまで気にせず作業できるので、銀行時代より仕事のミスが減りました。
銀行で当たり前とされていることが、他の会社に行くと「それができるなんて、スゴイ」に変わるんですよ…。
余談ですが、銀行って、ミスするとすぐに謎の分厚いノートにその内容を記録されますよね。(笑)
あれをやるのって、頭おかしいんじゃないかなってずっと思っていました。
他の専門職みたいに知識がある人が銀行員になっているわけでもない・時間も限られている・ちゃんと指導してくれる人がいない…
こんな状況で、ミスばかり攻められるのはおかしいです。私の同期でも、こういう問題に悩んでいる子がすごく多かったです。
でも、大丈夫です。私は他の会社で、そんな嫌な思いは一切しませんでした。
逆に、褒められることが増えたのでほんとに転職してよかったです。
銀行を辞めるべき理由4 銀行にいるとストレスでおかしくなる
散々挙げてきたように、銀行員は規制が多いのでストレスフルな状態の方が多いです。
それに加えてノルマのストレスがありますよね。クレジットカード、保険、投資信託、外貨預金…挙げたらきりがないです。
ノルマ達成できないと、会議でつめられますよね。(笑)
そのストレスで男性行員の精神状態は崩壊していきます。
女性行員も、事務やりながら営業しなきゃいけなかったりで、仕事の終わりがみえません。
こういったストレスから、職場の人間関係も悪化していきます。
お客様の取り合いで揉めたり、人の成績を横取りしたりする様子などを見てきました。
あなたは、こういう先輩たちになりたいですか?
なりたくなかったら、さっさと退職しましょう。
銀行を辞めるべき理由5 見栄っ張りな女性も多く、消耗する
銀行を辞めたいと思っていても、辞めない女性もいます。
単に悩んでいたり、勇気が出ないなどの理由が多いのはわかりますが
一定数、「世間体がいいから」みたいな考えの人がいます。
正直、こういう考えの人って「見栄っ張り」なことが多いです。
銀行で働いていることに対して、ブランド力を感じているんでしょうね…
そういう人って、何かにつけてマウンティングしてくる場合も多いので一緒にいると消耗します。
旦那の職業、住んでいるところ、子供の学校、乗っている車、使っているバッグや化粧品、休日は○○に行った…
私の周りにはこういう人が多く、かなり消耗していました。
そういう方は文句言いながらも元気に銀行員を続けていますが、離れてよかったと感じています。
まあ、どこの会社にもこういった人たちはいるかもしれませんが、特に銀行員時代はめちゃくちゃ多かったです。
まとめ 銀行を辞めたいなら、転職しよう。もっと伸び伸び働ける会社はありますよ
思い立ったらすぐ転職サイトに登録しましょう。
わたしは、以下のサイトに登録していました。
この3つで十分でした。でも誰かに相談しないと不安って方もいると思います。
そういう方は、転職エージェントに相談するのも良いですが、
そうだんドットミー「退職したい」と上司に言うのが怖い人は、こちらの記事もどうぞ
銀行で働き続けられる人は本当にすごいと思いますが、もし銀行の仕事がつまらないと思っているのであれば、
転職するということも視野に入れてほしいなと思います。まぁ「銀行はオワコン」とか結構言われてますけどねw
みなさんが、自分らしく働ける会社に出会いますように。